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毎日王冠回顧

本日、2020年10月11日(日)毎日王冠(GⅡ)は、1分45秒5でサリオスが完勝した。スタートから4番手好位置につけると、レースは流れ稍重ながら1000m通過57秒台と、ハイペースであった。しかしサリオスは、先行勢でありながらも、直線に入っても持ったまま。C.ルメールの手は残り400mでようやく動き始めると、難なく先頭に立ち、2着に3馬身の差をつけて勝利した。

実力馬でありながらも、同世代には現在も全勝中で、ディープインパクト以来の無敗の3冠馬に近いコントレイルがいたため、朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)以来、今年初勝利となった。

このまま天皇賞秋(GⅠ)に向かうと思われるが、その判断は正しいのだろうか。

筆者は、菊花賞に挑戦した方が、勝ちは近かったのではないかと考える。それは、血統によるものだ。ハーツクライ産駒は、どちらかというと長距離血統。一方でコントレイルのようなディープインパクト産駒は、1600m~2000mで活躍する馬が多い。そのため、末脚勝負になればコントレイルにはかなわないかもしれないが、スタミナ勝負に持ち込めば、十分逆転もあり得ると考えていた。

いずれにしても、この2頭の戦いは必ず起きると考える。年内最も濃厚と考えられるのは、有馬記念であろう。菊花賞を勝って有馬記念に進む馬の成績はとても良い。2015年にはキタサンブラックが3着、2016年はサトノダイヤモンドが優勝、2017年はスワーヴリチャードが4着、2018年はブラストワンピースが優勝、昨年はワールドプレミアが3着と、最も強い馬が勝つと言われる菊花賞を勝ち、斤量55.0kgで出走できることは、かなり有利に働く。

規制が多い世の中ではあるが、唯一途絶えることのなかった娯楽は「競馬」ではないだろうか。今後の各馬の戦いから目が離せない。

 

いかがでしたでしたでしょうか。今回はGⅡということで、レース回顧のみとして見ました。来週は秋華賞(GⅠ)です。GⅠということでレース予想と、馬券の買い方も公開する予定でございます。

次回の投稿も読んでいただけると幸いです。