第72回阪神ジュベナイルフィリーズ

今週からは3週連続2歳G Iが開催されるが、その産駒が熱い。2015・2016年の年度代表馬となったモーリスや、2016年のクラシックで4強と言われていたうちの1頭であるリオンディーズ、牝馬3冠を達成しジャパンカップを2連覇したジェンティルドンナの仔、暴れ馬でとネットで話題になったブチコの仔が走る。

阪神競馬場1600m(外)は、内外の有利不利はなく、18番ゲートからでも差し切りが決まるようになっている。しかし、それができるのは力がある馬で、阪神競馬場名物の大きな上り坂は2歳牝馬にとっては大きな壁だ。そのあため、大きな荒れは珍しく、過去5年で10番人気以上の馬が3着に入った馬は、15頭の中でも1頭しかいない。

そうした中で期待が持てるのは2頭。6.ソダシと18.メイケイエールだ。この2頭はどちらとも既に重賞を2勝しており、上がりタイムも33秒台などを出している。

また、7.サトノレイナスも期待ができるが、今回はあえて外す。今まで全勝で来ているが、それは全て牝馬戦だ。牡馬を相手にしても全勝、重賞2勝している前者とはわけが違う。

今回はシンプルに、6.18でワイドを組もうと考えている。