第38回 マイルチャンピオンシップ(2021)出走馬表・予想
今週のマイルCSは過去の成績からして傾向がつかめなく、唯一つかめたものは「グランアレグリアを除いて牝馬での複勝率は0頭(過去5年)」ということだけです。
今週で引退するグランアレグリアが有終の美を飾るのか、または別の馬が台頭するのか見ものです。
今回は競馬場の特徴から条件を出し、予想することとします。
①上がり3ハロン好走馬
②最後の登りがきつい阪神攻略馬
③牡馬中心
④古馬中心
いきなり3歳馬の名前を出しますが、本命は3.シュネルマイスターです。前走の毎日王冠で優勝しており、東京競馬場と直線が長いことから上り3ハロンのタイムが良くなる傾向にあります。それでも、3歳にして斤量56kgでありながら33.0Fをたたき出し、牡馬相手に優勝したことはとても評価できます。
7.インディチャンプからも目が離せないでしょう。ここ最近は若干調子を落とし気味ですが、父ステイゴールド、母父キングカメハメハの血を受け継いでいるのか、力のいる競馬場でもなんなく走ってきます。そのため、阪神でレースした8回のうち、馬券外は2回(いずれも4着)と抜群の安定感です。京都から阪神に舞台が移ったことはこの馬にとって好条件です。
11.カテドラルはここ最近調子をあげつつある馬で、前走の京成杯AHは重賞初制覇となりました。過去の成績から阪神の適正もあると考えます。
13.ダノンザキッドも買いでしょう。前走の富士Sでは悔しい結果となりましたが、体重は+22kgと成長分を考えても重めに作ってきたと考えられます。今回はしっかりと絞って調子を合わせてくるでしょう。また、川田将雅騎手がグレナディアガーズを切ってこの馬に乗ることも1つ注目です。ダノンザキッドと同じように主戦を務め、GⅠを制している両頭のうち頭馬を選んだのは、当馬の方が強いからと考えます。
最後に12.グランアレグリアです。実力があるのはわかりますが、少し危ない馬と考えます。昨年と同じローテで進めば本命でしたが、2000mへの巨延長のために馬体を変えたことや、今年は牝馬GⅠのみしか勝てていないことが気がかりです。それでも、馬券外となった2レースは降着と初の2000mとなった今年の大阪杯のみ。安定感があることは間違いありません。
いつも当たっていないながらも特に自身がない今週のGⅠですが、3.7.11.12.13の3連複5頭BOXを購入しようと考えています。