第66回 有馬記念GⅠ(2021)出走馬表・予想
いよいよ今年もこの季節がやってまいりました。競馬を知らない人でも知る有馬記念。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。過去の傾向や事例から予想をしていきます。
過去の傾向や事例としてあげられるのは以下の通り
①外枠より内枠の方が優勢
②55kgで出走ができる3歳牡馬が好走する
③同年のジャパンカップ好走組は苦戦傾向(今年は複勝圏内馬の出走無し)
④14番ゲートから伏兵が来る傾向あり
⑤同年の菊花賞組が好走する
これらの条件から見ていくこととします。今年は3歳馬が多く出走しており、今年の3歳馬は強いとC.ルメール騎手も話しているほどですから、少なくとも複勝圏内には絡んでくると考えます。
そんな中での本命は10.エフフォーリアです。②に該当しており、前走は56kgを背負いながらコントレイルを抑えて秋の盾を獲得。また、長距離が得意のエピファネイアの産駒で、今年の日本ダービーでは2着であることから距離も持つでしょう。さらに、皐月賞を勝利していることから中山の小回りも対応ができそうです。
9.ステラヴェローチェにおいても同じく活躍が期待されます。②⑤に該当しており、今年の皐月賞では3着と、小回りも対応できます。また、クロノジェネシスと同じくSS系牝馬にバゴの配合で、今後も活躍が期待できる1頭でしょう。
11.アリストテレスはここ最近勝ちから遠ざかっていますが、鞍上は先週朝日杯FSを勝利した武豊騎手。今年のAJCCを勝利するなど、中山適正も見受けられます。また、前走のジャパンカップは480kg(+8kg)と重めに調整。今年の阪神大賞典でも480kgで7着後、天皇賞春では474kgで4着と惜しくも複勝圏内を逃す。今回もうまく仕上げてくるのではないでしょうか。
7.クロノジェネシスはコメントはありません。競馬ファンなら誰もが知る1頭です。1つ不安要素は海外遠征後であることでしょうか。
14.アサマノイタズラも穴馬で購入したいと思います。②④⑤に該当していますが、④に関してはあまり納得のいかない人も多いでしょう。しかし過去には、昨年のサラキアや、さらに前にはアドマイヤモナーク、リンカーンなど、人気薄からの好走印象がとてもあります。実は前走菊花賞では上がり最速でしたし、父は有馬記念を勝利したヴィクトワールピサです。ここまで聞くとなんか来そうな気がしますよね?
今回はこの5頭をあげましたが、外枠に入り人気薄が想定される16.タイトルホルダー。海外帰りの5.ディープポンドを買っても良いでしょう。
当日は3連複または3連単で挑みたいと思います。